7月。
大菩薩嶺と小金沢嶺をつないで縦走を企てた。
今回のルートは、
上日川峠〜福ちゃん荘〜大菩薩嶺〜石丸峠〜小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜すずらん昆虫館
大菩薩へは既に何回か来ているのだけど、ゆっくり1泊とかして朝日とかみるのもいいかもと思って。
ま、大体こんな感じ。
本来は牛奥ノ雁ヶ腹摺山近辺で1泊してさらに先へ縦走予定だったが、
今回はやむなくすずらん昆虫館へ急遽下山。。
うーー。
7月ともなれば、もうりっぱに夏山といっていいだろう。
雲一つないとは言わないが、十分快晴。既に暑い。
福ちゃん荘を過ぎて、ちょうど12:00過ぎには大菩薩峠へ到着。
大菩薩嶺には今回で2度目なので特別な感動というものはなかったけど、
やっぱりこの峠から見える富士山だったり、
先へ続いていく感のあるトレイルだったりというのは見えるとうれしくなる。
今回はパタのサーフショーツを新調してきた。
できればもっと短く履きたいと思っているのだが。。
今回はいろいろと新調したものが目白押し。w
大菩薩峠を越してしばらく進むとこんな開けたトレイルが。
こういう先に続いていくトレイルが大好き。
石丸峠からの大菩薩湖の眺め。
大パノラマ感がすごい。
この眺めは2度目でもやっぱり気持ちいい~。
今回の初投入。
最近は志向がULハイクに傾倒している。まずはその第一弾。
ザックはKS ultralightgear KS50。
50リットルが入るとは思わないけど、十分な軽さと使いご心地が良い。
何より、製作が早い。そして、あまり人とはかぶらないところが好み。
そして、他にはないカスタム感がもてるところが良かった。
正確にはセミカスタムというところだが、自分好みのザックができるところが決め手。
「山と道」のザックをずっと検討していたのだけど、こちらにしてみた。
まず白のX-pacを使っている人をほぼ見かけない。
残念なのは、自分の想像していたぱりっとしたハードなX-pacではなく、ソフトタイプだったこと。
ま、それにしたってとにかく使いやすいことは確か。
前面のポケットになんでも入れてしまう。メッシュも良かったかも。。
もう一つはサコッシュ。
Wanderlust EquipmentのKhampa La Pack。
HPより
「強度のあるダイニーマグリッド/X-PACの一枚布を採用したシングルポケットのショルダーバッグです。
アウトドア用途のサイドバッグについて、近年はUL系の軽量なハイキングサコッシュなどが注目されてきていますが、カンパ・ラ・パックでは同等の軽 量性を保ちながら、ハイキングのみならず雪山やクライミング、高所登山、沢歩きなどのシチュエーションでもタフに扱えることをコンセプトに設計しました。
43〜48gと軽量ながらも、耐久性の優れた防水生地の一枚布によるシンプルな構造により、多様なアクティビティーや環境下でもタフに扱うことができます。
背面がボディーラインにフィットするようにデザインされており、中身を入れても体に沿ったカーブが保たれます。また靴紐を結んだり、シェルターを設 営したり、手足をつかって岩山にとりついたときなど、屈むような姿勢をとったときでも腹部につかえにくいように、背面から先端が反ったデザインになってい ます。
また止水ジッパーと組み合わせることで、雨雪程度なら充分な耐水性があります。左右どちらからでも開けるジッパースライダーを装備し、肩にかけたまま片手で開閉できます。ご自身で縫い目をシームすることでより耐水性を高めることができます。
ストラップの長さ調整には、強度と軽量性を突きつめるためダイニーマスペクトラのガイラインを用いています。35〜95cmまで伸縮可能です。1.8mmの太さで静止荷重300kgの重量に耐えられ、柔軟性にも優れています。
X-PAC素材はハリも強くボディーラインに沿った形をよく保ちます。ダイニーマモデルよりも横幅を3cm短くしているので、細身の女性などにも比較的合わせやすくなっています。」
いろいろと迷ってたけど、これにして大正解。
これは絶対流行る。w 既に流行ってるか。。
買ってから外に行くときは毎回持って行っているほど。
携帯と、財布と、キー、と小説とか。
さらに投入したのがLocusgear CP3。
ロック・システム : Flip Lock / フリップ・ロック
長さ:65cm〜135cm
重さ:148g(1本、バスケットとキャップは含まず)
HPより
「100%カーボンファイバー製シャフトを利用した軽量トレッキング・ポールです。
カーボンファイバー製のシャフトを使用することにより、実用性のある軽量化を実現しました。
CP3は新しいフリップ・ロック・システムの採用により、シャフトのロック・システムの信頼性を向上させました。(当社比)
グリップは長時間の歩行による汗にも滑りにくく、手のひらへの摩擦も軽減でき、かつ軽量なEVA製のグリップを採用。ストラップは長さを調整できるアジャスタブル機能を備えています。
最大長が135cmありますので、タープやシェルターを設営する際に高さを出すことが可能です。」
今までモンベルのショックアブソーバー付のポールを愛用していたのだが、
ずっと「重いな」と思っていて変更したかった。
そして、この時点でシェルターのKhufuも注文済みだったのでそのテント設営にも使おうと思い、
思い切って購入してみた。
結論的にはイカす!150g以上軽量化できて大満足。
重いと感じることがなくなった!
そんなNewギア達を携えて歩く見事な稜線が楽しくないわけがない。
こういう稜線はどこまでも歩いて行けそうだ。
個人的にはこの小金沢山の手前の一本松がお気に入り。
なんか凛々しくて。w
初夏で、苔も青々としてきれいだ。
小金沢山に行くまでは、若干のアップダウンがありつつ、
到着しても特に眺望があるわけでもなく興覚めピーク。
ここは秀麗富嶽十二景の二番目だというのに。。
14:30くらいには牛奥ノ雁ヶ腹摺山に向かった。
この樹林帯嫌だった。。w
虫多いし。。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山を過ぎて、15:00過ぎに賽の河原に到着。
このあたりでビバークしようとテントをさくっと立ててビールタイムに突入したら緊急TEL。
大急ぎで都内に帰らなければいけなくなってしまった。。
無念。。
それにしても、アクシデントが無ければのんびり楽しむことができる
都内からの近さでいえば個人的にはNO.1の気持ちの良い場所かもしれない。