今日のルートは、
本沢温泉~夏沢峠~硫黄岳~硫黄岳山荘(大ダルミ)~横岳~地蔵の頭~赤岳~県界尾根~ゲート(下山)
とこんな感じ。
ちなみに、午後から雨が降るらしい。。。
朝5:30。今日は一日が長い。
しかも雨予報だ。。
テントを片付け、全て準備して昨日は入れなかった外湯へ向かう。
本沢温泉は日本最高所にある「野天風呂」らしい。
「野天風呂」というのと「露天風呂」違いがイマイチ判らないが、
「野天風呂」のほうが、「より自然の中にある風呂」という程度でそこに明確な区別はないのだという。
脱衣所などないホンモノの野天風呂なので女性はなかなか苦労すると思われるが、
水着などが本沢温泉で干されていたことから水着で入るのだろう。
それもなんか損していそうだけど。
とにかく誰もいないのですっぽんぽんで入ってしまう。
「最高最高」何度も口に出てしまう。
いやぁ、これはだれか連れてきたくなるよーな温泉だな~
これから長旅というのに、誰も来ないことをいいことに長湯してしまった。
スープパスタなどで朝ごはんを軽くとり、7:00くらいに出発。
それにしても長湯し過ぎたな。
8:30頃に夏沢峠を過ぎて振り返るとこの景色。素晴らしい!!
そして、後から知ったがこの夏沢峠は日本三大峠なのだとか。
若干急登もあったが、そんなこと思わないくらいの登りだった。
9:00ごろ硫黄岳に到着。
ピークまではあちこちと落ちたらオワリ的な場所もあったが、よそ見しなければ特に問題はない
まだ雨雲もきていないらしく夏の快晴が素晴らしい。
森林限界を超えると視界がこんなに開けるのだ。
この稜線歩きの気持ちのいいことったら!!
このまま横岳を目指していく。
硫黄岳から30分この時点で9:30くらいだけど雨雲が突如きた。。
あー。
雑誌で良く見るこの花がコマクサというのをこの日知った。w
硫黄岳から15分程度で硫黄岳山荘に到着する。
いろとりどりのネパールの旗「タルチョ」がはりめぐらされていた。
この「タルチョ」は登山の安全と環境保護を願っているのだという。
硫黄岳では「タルチョ祭り」なるものがあったらしい。いまもやってるのかな?
このタルチョはその時のものなのかな?
ま、全く知らないし、聞いてもいないのだけど。
奥は硫黄岳。
中央の小屋が硫黄岳山荘。
こうみると、いい稜線だなー。
大同心、小同心。
ここからなぜかモノクロで撮っていたらしい。
たまにはこういうのもいいかも。w
横岳への最後の急坂。
既に天気がヤバくなってきてる。。
無事横岳を越えて赤岳山荘に到着したのが13:00。
そのあたりからぽつりぽつりきたかも。。
中央に見えるが赤岳山荘。
赤岳に到着したのは13:30ごろ。
かなりの急登を登らされて赤岳で昼休憩。
持参したカップめんが塩分の足りなくなった体にしみた。
赤岳からの下りはなかなか恐ろしかった。
登りはいいけど、下りは結構濡れていて滑るのね。。
ふむふむ。学習。
足を滑らせないように慎重に、そして的確におりて県界尾根に向かっていく。