今日のルートは、
常念岳小屋(テント泊)~横通岳~東天井岳~大天荘~大下りノ頭~燕山荘~合戦尾根~中房温泉(下山)
こんな感じ。
そう、実は大天井岳も燕岳もピークはパスしてしまったのです。
気持ちよく稜線が歩ければいいかと思い。。
ま、またってことで。
昨夜は楽しく、お酒も頂いたりしていたので朝起きるのがつらかった。
それでも、5:00前には目覚め、テント内で身支度を整えているとテントの外がざわついていた。
まだ暗いうちに外に出るとちょうど御来光が射してきたところ。
昨日は、雨こそ降らなかったが終始雲が山に迫ってきていた。
夜中にその雲がどうなったかわからなかったが、
風も落ち着いていて美しい雲海から太陽が顔を出していた。
うっとりとみていると、みな後ろを振り返っている。
次は槍ヶ岳がモルゲンロートに照らされていた。
時間にして数分間だったが、美しい景色を見ることができた。
朝焼けはいつ、何回みてもいい気分にしてくれる。
朝食にお茶漬けなど食べつつボーっとしていると、
昨夜一緒に飲んでいた二人はさくっと準備していたらしく、
完全に朝焼けがなくなる前6:00前にはでかいザックを背負って出発していった。
そうか。だから僕は出発が遅いのか。。
僕はいつも朝食をある程度食べてから出発していたので早くても7:00過ぎ。
他の人は酷い人は何も取らずに出発する人もいるらしく暗いうちに出発する人もいるようだ。
確かに歩き始めてお腹がすいてから途中で食べるというのもありのような気もしてきた。
ま、滅茶苦茶急いでいるわけでもないのでしばらくはこのスタイルかな。
7:00過ぎに歩き始めて30分ほどで横通岳南肩と呼ばれるあたりへ。
歩いて30分でこの景色。
たまんない。
当然、横を見れば凛々しく槍ヶ岳がそびえ立っている。
槍ヶ岳はホント絵になる。
ハイカーはみんな見れると幸せな気分になってるんじゃないだろうか?
ハイマツ帯に美しく伸びるシングルトレイル。
どこを切り取っても絵になる。
美しく、テンションの上がるトレイルだ。
このトレイルを歩いていたのは8:00頃だったが、トレランの集団とすれ違った。
こんなに美しいトレイルは、歩いて堪能するのがいいのか?
それとも走り抜けるのがいいのか?
答えはどちらも気分、、だとは思うが、
現段階ではハイクするのが自分には合っていると思っている。
来た道を振り返ると美しいトレイルが続く。
大好物なシングルトラック。
大天荘には9:00頃の到着。
コースタイムの70%程度の速度。
自分はコースタイムを7掛け程度巻く傾向にある。一般的には早い方なのだろう。
この速さをさらに早くするには走らなければいけないのだろうが、そこまでは求めてもいない。
この大天荘で少し休憩をとった。
この小屋の裏に大天井岳があるのだが、ピストンになるという理由だけで登らなかった。w
今マップを見ると10分で登れたのか。
登ってもよかったのかも。。
槍ヶ岳とモジモジ君スタイル。w
大天井岳をパスしたあとはひたすら次の小屋、燕山荘を目指す。
大小のアップダウンをこなして、為右衛門吊岩をトラバースする。(振り返っている)
この先が大下りノ頭。つまり反対側からだと急登になるわけだ。
初?
雷鳥君に出会った。羽毛はまだ茶色かったが、冬になるにつれて白くなり、ふさふさになるのだという。
雷鳥は近づいてもなかなか逃げない。夫婦で子供を見守っていた。
カメラを目一杯ズームさせて撮れた。w
為右衛門吊岩を過ぎたあたりで岩の感じが細かいものから大ぶりな岩に変わってくる。
トレイルの質も白い砂岩のトレイルになってきた。
ようやく11:30ごろに燕山荘に到着。
眺望を期待していたのだが、ご覧のとおり真っ白なガスに包まれた。。
ここで昼食のカップ麺とビール一本を小屋で購入して、飲みながら大休憩を取る。
外で食べていたので汗が冷えてしまい、パタR1でも少し寒く感じた。
相席になった方から、最終バス時刻を聞いた。
ここから中房温泉までコースタイム3時間。
現在12:00。次のバスは14:00、その次が最終で15:55。
コースタイムを巻ければ14:00に間に合う??
急いで出発した。