今回のコースは、
大清水小屋~尾瀬沼山荘(三平下)~尾瀬沼キャンプ場(テント泊) +尾瀬沼ラウンドハイク
翌日燧ヶ岳、翌々日は至仏山をまわっていく予定。
とこんな感じだ。
尾瀬へは東京都内からは便利な尾瀬直行の高速バスが出ている。
車でない限り通常はそれでいくはずだ。
しかし、残念なことに小屋閉めに合わせて10月の最終土日までがほとんどだ。
つまり、小屋も閉まっているので当然人もいない。
僕はその次の週以降をターゲットにしぼって調べ始めた。
車がなくても尾瀬にいくにはどうすればいいか。
いろいろ調べた結果、11月3日までなら沼田駅から戸倉行のバスが出ているという。
これだ。全くもってギリギリ。w
11月1日(土)に尾瀬旅を計画した。
都内から電車で沼田駅までいき、そこからバスで大清水まで行った。
大清水着は11:00くらい。
そこからハイク開始だ。
天気はあいにくの雨。
でも、そんなことは尾瀬ハイクではよくあることのようだ。
予報を見てもどしゃ降りになる予報でもないし、
そもそも今日を逃したらこの時期の尾瀬は来年までおあずけになってしまう。
贅沢なことなんて言ってられない。
しかも、予報によると翌日は晴れるらしい。
大清水から三平下までは約1時間半程度で到着。
時刻は12:30。
バス中に軽く軽食はとってきたので昼食は行動食のみで十分。
三平下にに着くと、真正面には見たかった尾瀬沼が見えている。
もうこの時点で感動してる。w
そして、木道には写真撮っている人も、歩いている人も、昆虫観察している人もおらず、
自分以外には誰もいない空間だ。
最高だ!!
この先は左手に尾瀬沼を眺めながら、この木道を歩いてハイクすることができるのだ。
多少の雨なんて何の問題もない!
誰もいないのでとても静かな尾瀬沼を反時計まわりに進む。
小雨のおかげで湖面に水蒸気が溜り、幻想的な雰囲気を演出してくれている。
どこまで歩いても人に会わない。
そうそう。こういう尾瀬に来たかったのだ。
11月になると完全に草紅葉になっている。
春のみずみずしい草原もとてもいいと思うが、草紅葉も悪くない。
14:00ごろ、尾瀬沼キャンプ場近くに到着。
尾瀬沼ビジターセンターの近くに長蔵小屋などあり、
そこを右手の奥に進むと尾瀬沼キャンプ場がある。
尾瀬は、その特殊な生態系と植生を守るため、いろいろとルールを設けていて、
その一つが、好きなところにテントを張ってはならないというもの。
ま、そもそも日本の山自体は国立公園なので、
ビバーク以外は大っぴらには認められてないということもあるけど。
テント場は尾瀬沼周辺では3カ所ある。
尾瀬沼キャンプ場、見晴キャンプ場、山の鼻キャンプ場の3つ。
今回は尾瀬沼キャンプ場にチェックイン。
小屋閉め後は管理されていない。
今回もテントはKhufuをセレクト。
最近はこればっかり。夏も終わったので虫も大分いなくなったし。
とにかく広い面積をシェルターとして使えて快適。
尾瀬沼キャンプ場ではテントはデッキ上で張らなきゃならない為、ペグをほとんど使えない。
近くに前回使用された石が落ちているがそれを使用して張るしかない。
だらしない張り姿にちょっとゲンナリするがこればっかりはしょうがない。
テントを張り終えた後は散策タイム。
尾瀬沼は1周だいたい2時間くらいかな?
雨もほぼ止みかけた小雨で気持ちよくハイクできた。
ハイク後は小屋で買ったビールで乾杯。
やっぱりこれがたまんない。
明日は晴れますよーに。