尾瀬沼キャンプ場(テント泊)〜長英新道〜燧ヶ岳〜長英新道〜尾瀬小屋〜山の鼻キャンプ場(テント泊)
とこんな感じ。
朝はゆっくり起床して6:00起床。
テントの入り口ををあけると雨はふっていないようだ。
身支度を整えつつ、クピルカのカップでコーヒーを飲む。
金属ほど保温性能がないわけではないけど、もう少し保温性が高いと嬉しい。
でも見た目がなかなか良いので好き。
7:00前に燧ケ岳へ向けて歩き出す。
誰もいない尾瀬ヶ原。
あたりは霧に浮かんでいるかのようで幻想的。
前日が雨で良かった。
霧というか靄というかとにかく申し分のない風景に出合った。
素晴らしい。
どこまで歩いてもこの感じで、まるで夢の中を歩いているかのよう。
フラットな尾瀬ヶ原を木道にそって歩いていくと、燧ヶ岳への登山口に到着する。
長英新道は森の中に入っていく感じ。
標高1600mくらいから標高2350mくらいまで750mの標高差をあがるので、
意外と急勾配だ。
1.5時間近くかけて登って、2000mを越えてしまうと、だんだん視界が開けてくる。
上から覗き込む尾瀬ヶ原もいい感じ。
尾瀬ヶ原から2時間程経って下を見ると尾瀬沼が煌めいている。
やー。とにかく晴れてくれて良かった。
ピーク近くで風が吹けば若干寒さを感じる程度で、基本的には陽射しで汗ばむ感じ。
ここで甘いものが食べたくなり、アンパンとココアを補給。
ピークでお茶できるくらいゆっくりとしたハイクだった。
余裕をもってハイクできるのはいい。
この日はナデッ窪が通行禁止となっていたため、また同じ道をピストンで戻る。
途中、燧ヶ岳にビバーク、というかステルスしている人たちに会った。
挨拶してみたが、こそこそしていたようだった。
別にこそこそする必要なんてないけどね。
そして、今日初めての人に出会ったことに気付いた。
尾瀬の木道には途中途中にテラスのようなものがせり出していて、そこで休憩をとることができる。
ちょっと休憩。
人の往来が多い夏などでは結構役立つような気もする。
燧ケ岳の雨上がりのトレイルを歩いたもんだからこの通り泥だらけ。。
13:30頃に尾瀬小屋らへんに到着する。
一つくらい小屋が空いているかと思っていたが6軒とも小屋閉め後だった。
小屋が開いていれば活気のある場所だろうが、しまっている様子は寂れた農村のような雰囲気。
龍宮小屋に14:00過ぎに到着。
この小屋も明日で小屋閉めらしく忙しそうだった。
ここで遅めの昼食にカップ麺を食べ、あとはフラットな道を1.5時間ほどで
山の鼻キャンプ場へ到着できるとわかっていたためビールを注文。
小屋の中でゆっくりと頂く。
小屋は写真のおじさんたちが座っている場所が小上がりのようになっていて
広い土間のような作りになっている。
そこで休憩できるため、ハイカーにはありがたい。
明日帰るというこの宿泊客と話していると、
この龍宮小屋に1ヶ月も住んでいるという猛者がいるらしい。
写真はその猛者が呼ばれて奥から出てきたところ。
老後もこんな遊び方ができるのはいいなぁ。
同じような木道ばかりのおなじみの写真で恐縮だが、
この木道を1.5時間程歩くと山の鼻キャンプ場に到着する。