テント内−5度 くらいにはなったみたいだったけど底冷えも感じず爆睡だった。
朝は6:00くらいに起きようか?なんて話をしていて、
隣のテントの声で目覚めた。
「おぉ〜〜〜」「すげぇ!」
なになに?
なんて目をこすりながらテントの入り口をあけてみるとこの景色。
ガスに見え隠れしながら燧ヶ岳が神秘的に鎮座している。
昨日、テントの入口をこちら側にすることを提案しておいて良かった。
朝、見たい景色側にテントの入り口を向ける法則w
それにしても美しい。
事前の予報では今日は曇りになる予定だったし、夜は小雨のようなものも降り始めるし
翌日に期待なんか微塵もしていなかったんだけど、
曇り&雨は翌日にずれ込んだみたいでなんというか、おまけの朝。
朝飯は昨日のモツ鍋のスープでラーメン。
美味いんだけど、汁を捨てていく訳に行かないので全部飲み干すのがキツかった。。。
グループで山に寝泊まりすると、朝の行動も人それぞれで興味深い。
片付け始めると悲惨な出来事が。。
体重により、シュラフの中に入れておいた水袋に穴が空いて放出されてた。。
しかもエスケイプビビィもシームシールしていたので水の出口がない状態だったw
しかしここはナンガさん。
ナノテクなる技術でほとんど被害なし。素晴らしい。
さーて。
面倒なパッキングを済ませて、さて帰りますか。
その前に野菜の切れ端や、ビニールまできちんと拾って、
足跡とテント設営痕以外なにも落ちていないことを確認して出発。
次、誰かがきて嫌な気分にならないように、
サイトに過剰な負荷がかからないようにというのは結構気にしては、いる。
その前に恒例のみんなで写真タイム。
このpicの撮り方は今後定番化しそう。w
楽しいし、楽しそう。w
スノーダッシュw
このpicを撮るのに二人は3本もダッシュしてくれて、かなりゼィハァしてたw
しかし、悲しいかなカメラレンズが曇ってしまったようで微妙にガスってしまっている。。
あぁ、残念。。。
なんか斜がかかってファンシーな感じだ。。
すまん二人よ。。
でも悪くはないでしょ?
名残り惜しく、最後の見納めの二人。
あぁ、ホント楽しかったなー。
振り返ればこの景色だもん。
もう一泊くらいしてもいい感じだよ。
ざくざくの雪道を戻っていく。
純粋なピストンて久しぶりかも。ピストンは嫌いだからね。
帰りの最高なところは三平峠過ぎればあとは下りってトコ。
三平峠目指してレッツゴー。
朝の光はやさしくて、森の中が一層美しく見える。
もう春だ。
針葉樹についた雪が、朝陽に照らされて溶けて雨のように滴り落ちてくる。
僕たちはその中を歩いていく。
雪の時期で面白いのは、動物達の足跡をみることができて、
気配を感じることができるところ。
これはたぬきかな?
三平峠を過ぎて、荷物も軽くなっているため余裕が出てきた我々は、
少し視界の開けるところでコーヒーブレイクとキメ込んだ。
湯沸かし道具を出すのは面倒だけど、こういうハイクも悪くない。
コーヒー飲んでなんかパワー出たよ。
なんて余裕をかましているとこんな風にツボるハメに。
ここまでハマると抜け出るのも一苦労。
雪の時期、木の根本は危ないってこと忘れてたよ。w
小川部分も危なげなく渡って一の蔵に到着。
ここからは行きにも喰らった戸倉まで地獄の林道と車道14キロ。。
ま、バカな話しながら歩くのでそこまで距離を感じることはなかったかな。
行きに歩いていて距離感掴んでたし。