京王閣で行われた熱狂的な宴の「OFF THE GRID」をあとにして
諸々の所用を終え向かったのは奥多摩方面。
駅に到着したのは23:00。
さぁ、これから楽しみにしていたNight Hikingだ。
Day1(■)
Day2(■)
インスタ繋がりの作家さん@midorisanadaの二人展「Aprill mood」@吉祥寺に顔を出し、
@midorisanadaと伊勢屋で焼き鳥をつついてばたばた急いで乗った中央線。
青梅の乗り換えにミスり待ち合わせをしていた21:46には結果遅れてしまった。。。
ああ無念。。
前回の笹尾根ハイクに引き続き今回もRくんと、Sちゃんとの凸凹組。
乗り換え時にWCに入るなんて。。
やらかしちまった。。。
今回の僕の一件でしばらくこのチームのトレイルネームは「THE GDGDHIKERS」に決定。。
”GDGD=グダグダ”ねw
『 ”アソビの遅刻” は ”シゴトの遅刻” より罪が重い 』
『We are THE GDGDHIKERS!』
なんてね。
仕事で「OFF THE GRID」 にいけなかった二人の為に買ってきたワッペン。
女子のSちゃんには@midorisanadaの夜の森が描かれたコースターをプレ。
Tシャツは今回コットンTしか着てこなかったのを思い出してAnswer4×UHのステルスTを購入。
黒ボディ×黒プリントは僕の好きなTシャツの一つ。
ボディも速乾でイイカンジ。
このブツを手に二人に会った瞬間、平謝りに謝り、コトの顛末を猛烈にしゃべくり,
手にしたお土産プレで誤魔化すという高等テクニックでピンチを切り抜けて
なんとか23:00頃に出発できた。w
と、「ナイトハイクが始まった」なんて言いつつ、とぼとぼと歩くだけなので
ナイトハイクだけに暗くて全くpicも撮ることもなくて、
「お化けでるかもよ」とか「最近金縛りがすんごいんだよね」だとか
くだらない話をしつつ1時間もかからず今日のキャンプ地へ到着。
ここはすぐそこに清流も流れる砂利敷きになった河川敷。
すぐそこには流れの溜りもあり、イワナも泳いでいるんだとか。
Rくんは明日朝やるためにテンカラセットを持ってきていた。
触らせてもらったけどなかなか楽しそう。
ハイク時にやるとハイクができないような気がするので
夏のライト沢登りの時ならちょっとやってみるのもいいかも。
沢登りしたことないけど。。今年はRくんに連れて行ってもらおうかな?
真っ暗な中、近くの藪の中を探して流木や枯れ枝、廃木なんかをせっせと集め、枝の山にしていく。
自分たちのシェルターを立ててしまえばお楽しみの河川敷での焚火スタート。
このあたりは杉が多く、葉っぱも油分を多く含んでいて着火剤もなくよく燃える。
そうそう。これこれ。こういうのがやりたかったのだ。
川のせせらぎと、時折夜を切り裂く鹿の鳴き声。
森のつくる闇と、樹々の切り取る空に煌めく星。
闇に揺らめく炎と、妖しく息をする火床で爆ぜる音。
それぞれがそれぞれをもてなす為に並ぶ焚火飯。
甘いとショッパイの無限ループ。
我々だけの夜に満ちる三人の笑い声。
誰かの寝落ち。
全てが完璧な夜。
なんちって。w
高級肉に、焼きいも、鍋焼きうどん。
ビーフシチューにイカの一夜干し。
炭焼きパンとオイルサーディン。
出るわ出るわの甘いもの攻撃と繰り返すしょっぱいものの無限ループ。
今回の焚火システム。
「Liteトング(100均) 15g」
「LiteGrill 62g」
「火吹き棒a.k.a風神くん(Rくん命名)53g」。
3種の神器で合計130g。
焚火遊びシステムとしては悪くない重量だ。
火吹き棒a.k.a風神くん(Rくん命名)はホントに大活躍。
いつも焚火の時はこの類を買っておけばよかったと後悔していた代物で、
火が落ちてくると敷物や落ちている何かで酔いが醒めるほど煽ぐことになり、それが嫌だった。
火吹き棒a.k.a風神くん(Rくん命名)は違うよ。
フーフーやるだけで余裕で火力復活。
これからの焚火はこれを忘れてはならない。
トングは言わずもがな、燃え残った薪を移動するのに最高。
今までは長い枝などで挟んだりしていたけどその必要は全くない。
90㎜くらいしかないので若干熱いのが残念。でも十分事足りる。
N. WorksさんのLiteGrill 62g。
これまた焚火の醍醐味を感じるギア。詳しいことは上記のリンクへ。
去年のGear Loop Marketで手に入れていた。
直観的にこれはいいと思ったんだと思う。
手に入れて間違いなかったね。
分割できてザックに刺してると何かわからないと思う。このままでもわかんないと思うけど。。
めちゃ軽くてワイルド感も演出してくれる。
ひとりは寝落ちし、火の粉でパンツに穴をあけるなんて事件を起こしつつ
めくるめく夜は更けていく。
残る二人がシュラフに入ったのは4:00。
すこーしだけ森の闇が薄くなってきた頃だ。
Day1(■)
Day2(■)
※ご注意
皆さまご存じとは思いますが、山でのビバーク行為はグレーゾーン領域と考えられています。
山、河川敷を含む場所での焚火行為も一般的には同列として扱われることが多く見受けられます。
決して他の方にこれらの行為を安易にお勧めしているわけではありません。
同様の行為をされる方におかれましては、ご自身で各地方の条例、ルール等の確認を行い、
行った後はサイトを可能な限り元の状態へ整え直して、(いわゆる、ステルスですね)
ご自身の経験と、見識、マナーに照らし合わせて、
自己責任において、くれぐれもで事故にお気をつけて楽しんでくださいね。