今回歩いたコースは
大根ノ山ノ神〜瘤高山〜本仁田山〜チクマ山〜ゴンザス尾根〜もえぎの湯
とこんな感じ。
夜は0度以下になっていたみたいだけど、朝起きる頃には気持ちいい陽が射していて
ハイクには暑くなる予感。
僕の上はNanoair hoodie+薄手ウールシャツのみ。
下は最近多用しているDeeperswearのFastpassパンツ。
このパンツ、8分丈でぱっと見チノパンなんだけど、ストレッチも効くし何よりポリエステル100%。
自分的には街履きを兼ねることができてそのまま走ったりも出来るってとこがツボで
ここ2週間くらい毎日履くくらいのお気に入り。
ハイクスタートは10:00。
お、遅すぎるw
ビバークポイントの河原から大根ノ山ノ神までは道無き道を行く。
途中までは踏み跡のある道をいくが、途中からは直登必死。
斜度はなかなかのもの。
フーフー言いながら30分程で登りきった。
安達君もあとから遅れてやってくる。
登りきったあとは二人で爆笑するくらいキツかったw
直登なんて普通のハイクではないだろうし、なかなか楽しめたんじゃないかなw
いやぁ、それにしてもキツかったw
直登ハイクアップを終えるとそこからは瘤高山まで退屈な杉林。
途中にナイスなビバークポイントを発見。
と思ったら、ここ去年もビバークポイントとして写真撮ってたみたい。
いつも同じこと考えてるなぁw
この木は確かSayaちゃんがナイスな写真を撮ってくれたところ。
「この木なんの木」みたいだねぇなんて言ってたような気がするよ。
瘤高山まではラストに急登がある。
最後の急登がいやらしい。
でも、去年登ったときはもっとキツく感じたんだけど今年はそうでもなかった。
安達君もちゃんときつかったみたいねw
瘤高山からはフラットで歩きやすい。
奥多摩1000m越えると地面は凍結気味。
「安達君アイゼンポイントじゃない?」なんてからかってたら、
自分が派手にすっ転んで顔面からダイブして鈍い音をたてる事態に。。
さみーさみーってポケットに手を突っ込んでいたのもあったけど、それにしても派手な転び方だった。
幸い打撲で済んだけど、かなり強烈なパンチを受けた感じだったw
山でポケットだめ、ゼッタイ!
瘤高山から20分程で本仁田山の標識のある場所に到着するが、狭い休憩ポイントにわらわらと人がいたので
ここはスルー。
しばらくいくと前回GDGDではしゃでいた場所に到着する。
去年のこととはいえなんか思い出深い。
去年は登山ルートに従い奥多摩駅へ向かったのだけど、今回は花折戸尾根側のバリエーションルートへ。
というのも、この分岐の先のチクマ山周辺の広がった地形図を見て、ここはビバークポイントになるんじゃないか?
と、目星を付けていた場所を確認したかったのと、降りたら100mくらいで「もえぎの湯」に到着できるという理由から。
この「花折戸尾根」の標識の裏側に「スベルスベル」とマジックでデカく書かれていたことが気になるw
はい。予感的中。
急傾斜過ぎて落ち葉ですべりまくる。。
落ち葉に足を突っ込んでみたらめっちゃ温かくて自然のインシュレーションの底力を見た気がしたw
そういえばなんかで、普段はウィンドブレイカーとして機能して、寒くなったら落ち葉なんかを詰め込めて
ダウンジャケットになるっていう海外の商品を見た気がしたな。。。
コレだけ温かければそんな考え方もありか。。。
予定していたビバークポイントでお昼の大休憩。
昨日残していたビールでお昼の乾杯。
地形図通りフラットスペースが広がっていていい場所だった。
ただし、ここまで来るのはそれなりに大変。。
ここ目的で来るのはかなり厳しいかもな。
お昼御飯はビバークレーション。トマトキック味。
香辛料が効いていてうまい。お湯多めで作ったので卵スープを入れてちょうど良い味気になった。
十分お腹いっぱいになって必要カロリーもとれていいと思うな。
ラストは花折戸尾根との分岐になるゴンザス尾根へ向かう。
ここはどんな感じか未知数。。
おーおー。
なしす急傾斜。。
足をずりずりと滑らせながらしか歩けない場所が多い。
途中、立派な木を見つけて上を見上げると立派な熊棚を発見。
人もめったに来ないような場所だから熊もいるのかな?
奥多摩にもちゃんといるのね熊。
ゴンザス尾根をしばらくいくと、かなり急峻な傾斜になってきた。
最初から落ち葉に突っ込む程急傾斜だったのだけど、ラストはルートもなくなり絶壁下りへ。
木から木へ飛び移るように足を運ぶ。
枝につかまりながら次の一歩を見定める。
明らかにすべり落ちそうな急傾斜には足もすくむ。
奥多摩にもなかなかデンジャーなルートがあった。