今回のコースは
長瀞〜波久礼。その途中で1泊。
この「1泊」ってのが重要。
前日に、ふと「長瀞」へいくことを思い立った。
しかも、今回は「Packraft & Camp & Hike」をミックスさせて楽しんでやろう。
そうそう。
これがやってみたかった旅なのだ。
ワクワクする。
パックラフトはハイキングのように始発でいかないといけないなんてことはない。(自分調べw)
1日10時間漕ぐなんてことはたぶんないだろうから。
そのあたりがユルくて結構いい。
というわけで外遊びにしては遅めの朝を迎え、準備を済ませると一路、長瀞へ向かう。
スマホで調べてみると、都内→長瀞までは2.5時間。
うーむ。
なかなかかかるな。。。
乗り換え乗り換えしてたどりついた寄居。
そこから長瀞までいく秩父鉄道はなんとSL列車に乗り換え。
興味津々ないわゆる’撮り鉄’のみなさんに混じって一枚だけ撮っておく。
9:00過ぎに家を出たのだけど、乗り替えがうまくいかず長瀞に到着したのは12:00前。
電車待ちではホームでお稲荷弁当つまんだり、ビール飲みながらだらだらと時間をつぶして、
気分的にはなんだかのんびりとした旅感が炸裂してたw
駅を出ると長瀞はもはや立派な観光地。
さすがラフティングのメッカ。
準備して家を出たのはいいのだけど、ビールや食べ物関係は全く用意してこなかったので
ここで準備しなくてはならない。
まずは川床方向へ観光客の後をついていく。
完全に観光地w
この日は久しぶりの快晴で、そして気温も30度を超えていて、
かき氷屋さんは大繁盛してた。
この抹茶のやつウマそーだったな~
このキュウリも美味そうだった。
とここまできて店を何軒かのぞいてみるも、この観光地では欲しいものが揃わないということが判明して、
さてどーしよーか考えていると、少し歩くが近くに1軒スーパーがあるというので教えてもらい再び駅へ向かう。
駅を越えた国道沿いのスーパーでようやくビールなど目的のものを購入し、川床へ向かう。
川床は「The 観光地」。
そういや、ここが有名な「岩畳」なのか。
あの並んでるのはラフティング希望者か?
確かに仲間みんなでラフティングできたら楽しいかもね。
途中で写真撮ってくれたり、到着地からバスで長瀞に送ってくれるみたいだし。
至極便利。
調べてみると、だいたい6000円/人~くらいみたい。
こっちはライン下り。
高齢者だけじゃなく若い人も結構乗ってた。
船頭さんの口上がおもしろそう。
こちらは距離によるみたいだけど1500円/人~らしい。
観光客を横目に人のいなさそうな場所を求めてふらふらと。
誰からも見られない茂みの中で裸族となり、着替えを済ませ、パックラフトに空気を入れる。
ワラワラと集まる観光客の無言の視線を感じながら懸命に空気を送り込むワタクシ。。
パックラフトをパンパンにして荷物を装着する。
今回はキャンプ装備と、ハイク装備が加算されているのでなかなかの分量。
前の紫の袋にはビールと日本酒が積んであるw
13:30頃、レッツパックラフティング!
荒川は初めての川。
見たところそんなに激しそうな瀬はないみたい。
それにしても、今回も川情報を集めずに来てしまった。
この行き当たりばったり感、よくないなぁ。。
流されながらいくつかの瀬を越えてiphoneで現在地を見てみると。。。
!!!!
やらかした!
自分が思っている場所と反対向きに流れてるw
おおおおおお。
完全に勘違いしてた。
だからか!
みんな長瀞スタートじゃなくて、上長瀞ら辺から通過や、休憩として途中で寄っているんだよね。
しかも今気づいたけど「上長瀞」って上なんだからそっちが川上だろうに。。
完全にミスった。
これじゃ、明日のハイクの芦ヶ久保へ電車でまわらにゃならん。。
しばし考えるも、戻れるわけでもないので、今回はこのまま寄居方面まで流れていくことにした。
途中、なかなか激しい1.5mくらいの落ち込みにやられ沈してしまう。
完全に艇がタテになったからな~
沈すると面白いんだけど、精神的にヤラレル。。。
今度から水しぶきの見えない場所は気をつけねば。。
まぁ、こうやってうまくなるんだろう。w
時間も15:00過ぎとなり、今日のキャンプ地を遠目にスカウティングしていくと、
途中で良さそうな浜を見つけた。
この僕の中の「良さそうな」というのは、
・フラットで広いスペースがあること。
・幕を張った後に眺められる景色がいいこと。(人工物がない)
・薪になりそうな流木が目立つこと
この3点くらいを重点的に見て判断する。
Alpackaraftは直進性が弱いので早めに漕ぎ出さないとなかなか浜に上陸もできないからなかなか忙しい。w
この見つけた中州で休憩していると、なんならこのあたりでキャンプするのもいいか?
流木も結構落ちてるし。
近くになんかカメラ持っている女性がいたのが気になるけど。。
(後でわかったのはこの方はラフティング会社のカメラマン)
そういうわけで、早めに幕を設営して着替えも済ませる。
パックラフト時は濡れてしまうので、乾いたバギーズパンツとユニクロボトムを持ってきた。
今日は暑いので乾くだろうと思い、メリノウールのibex ODヘンリーは着替えず。
念のため長袖は持ってきといたけど。
幕はいつものTyvek製のMYOG Tarp。
少し広めなので快適快適。
濡れたものは全部晴れているうちに乾かす。
空にはいつのまにか雲が沸いてきていた。
今日は雨予報はなかったはず。
雨だけは勘弁だなぁ。
長瀞の寂れたスーパー(本当に寂れてたw)で買ってきた酒類はビール×6本+カップ酒×2本。
こんだけありゃ、一人で夜を過ごすとしても十分だと思ってね。
川に浸してみるが、川自体もそれほど水温が低いわけでもないので大して冷えない。w
でも気分的には涼しいでしょ?w
ビールを一本飲むとなんだか人心地ついて、ピコグリル85に早速火をつける。
固形燃料に火をつけて、細い小枝をどんどん突っ込めば簡単に焚火ができる。
やっぱりこいつはなかなか良い。
そして、今回はキャンプ用に「クレーバートング50g」を導入。
そもそも焼肉用なんだけど、大きな薪を持ち上げないこじんまりとしたキャンプなら
持ち手の長いこいつはなかなか良い。
ハイクでなくて、こういう荷物の重さにさほど気を使わず済むキャンプでは重宝する。
さっそく缶詰のベーコンを温めたりしてソロストーブを満喫する。
今回の晩御飯はカレー。
もちろんアルファ米ではなく炊飯したもの。
焚火の上にアルミポットを置いて炊飯した。
こういう炊き方ははじめてだけど、なぜか香ばしくて美味。
でも終わった後のスス問題はちょっと考えモノ。。