「Group run (グループラン)」というのをご存じだろうか?
ここ2、3年くらいでいくつか参加してきていてなかなかおもしろいので
"Share The Experience with beer" でも紹介してみようと思う。
自分が、夜の街を走りはじめたのは3,4年前からだったろうか?
たぶん山を歩いたりすることを始めて(年数回程度)から1年立ったくらいだっとような気がする。
体重を落とすことを目的にやり始めたんだと思う。(今もだが。。。)
はじめたころはランニングが特別得意なわけでもなく、単純に自分の運動不足を解消したいという欲求からだった。
ランニングだけでなく色々なマイナースポーツにも挑戦していた頃だった。
もちろん、その頃はウェアやシューズなんかのことも良くわからず闇雲に走っていて、
5,6キロ走るのがやっとという状況だったと記憶している。
一人で走っているとだんだん自分の限界(と思ってるだけw)に挑戦してみたくなり、
走れるギリギリのペース(5分そこそこ遅い!w)で走ることになり、その結果膝が痛くなったり、
次回の走るモチベーションへの壁になっていたりと悪循環を繰り返していた。
もう少し無理なく続けられるように走りたいなとおもっていたところ、
兼ねてから自分の知り合いが内装していたり、友人との関係もあり、気になっていておもしろそうだなと思っていた
神田(現在は馬喰町)のトレイル&ランニングショップのRunboysRungirlsのグループランに参加してみたのがきっかけだった。
「Group run (グループラン)」
海外のランニングショップでは定番の、毎週決まった時間にお店の前に集って文字通りグループで走るプログラムで、参加費も無ければ、逆に何かをレクチャーするわけでもない、とてもシンプルな集まりです。
Run boys! Run girls!
「Run boys!Run girls! 」
~火曜の夜のグループラン~
開催日: 毎週火曜日
集合時間:21:00(終了22:30頃)
集合場所:Run boys! Run girls!@馬喰町
走行距離:10キロ(6:30/キロ~7:00/キロ)
今いろいろな場所で派性的に開催されているグループランの草分け的な存在のグループラン。
自分も毎週というわけではないが、季節を問わず行けるときに参加するラン。
自分も当然最初は少し緊張していた。
初めて参加する人のキモチってきっとこんな感じだと思う。
・本当に10kも走れる?
・みんな早そう!「ゆっくり」とはいってもペースが自分のゆっくりとは違うんじゃないか?
・知り合いが一人もいなくて寂しい思いしない?
・荷物とか着替えとかどうすればいい?
・服装とか、シューズとかこんなので大丈夫?
・途中でトイレとかいけなかったら。。。
まぁ、既に常連のように参加している今から考えれば初心者あるあるではあるのだけど、
自分も一番初めは似たようなことは思っていたと思う。
でも、それも走り始め、終われば1回目には全部杞憂だったことがわかった。w
毎週場所を変えながら神田・馬喰町を中心に5キロ圏内の名所、観光地などを目標として走り、
なんなら「観光ラン」と言ってもいいかも。w
現に地方からの出張ついでに参加して、毎度東京の違った観光地を楽しみに来る参加者もいる。
僕の「~~ラン」というのはここから始まっている。
「東急ハンズラン」「銭湯ラン」「皇居ビールラン」。
ま、何かのついでに走れればなんでもいいというだけの自分ルール。
流れとしては21:00くらいには店に集まり(店内着替え、荷物預かりあり)、
21:15頃スタート22:30頃ラン終了。もちろん、途中用事があったり、体調悪くなれば離脱もアリ。
気になるペースは一番遅い人に合わせるのがモットーで、概ね6:30/キロ~7:00/キロ程度。
連続10キロ走れなくても、信号停止、トイレ休憩などあるので走ってみれば走れてしまう。
なにより、今まで参加している中で「走れなかった人」に出会ったことがない。w
そして最高なのは広くなった馬喰町に移ってからは、
走り終わりにお店の中でビールを飲むこともできるようになったこと。
もちろん足りなくなったら近くのコンビニへ買いに行くんだけどね。w
ラン最中の会話は走ることが好きな人たちが基本的に集まってはいるが内容はいろいろで、
普段のことだとか、目標としているレースのこと、栄養補給のこと、ギアのこと、もちろんトレイルのことなど、
オンナノコのことw、子供のことなんかも!w
誰も彼もがしゃべりながら走っている。
その結果で無理なく10キロの距離が終わっているという感じ。
参加に対するあらゆる壁は低く、はじめての人も無理なく参加できる雰囲気が漂っている。
もちろん誰かに参加表明する必要もなく、
FBなどで毎週同じ時間にやっていることを確認して参加したいときにすればいい。
今でこそ、この環境ができたみたいだけど、始めたころはグループラン自体が少なかったり、
参加する人のイメージとしての壁が高く、参加者も少なかったみたい。
ここまでくるって、続けるということのお店の工夫と努力の賜物ってやつだよね。
「参加への壁をつくっているのは、不安で頭でっかちになった自分」。
飛び込んでみればなんてことはない。
「行けばわかるさ~」の世界w
毎週火曜日21:00。
走りたくなった時だけ行ってみればいい。
「Mikkeller」
~Mikkeller Running Club Tokyo~
開催日: 毎月第1土曜日
集合時間:AM10:00(終了11:30頃)
集合場所:Mikkeller(現在は@代官山)
走行距離:3~8キロ ①超ゆっくり、②JOGペース ③早く走るの3種類で距離もまちまち
※基本的にイベントごとに開催条件が変更の為、詳しくはFBを要確認
こちらはクラフトビールの大御所Mikkellerが開催する世界各地でも行われているランニングクラブ。
1年前くらいかな?
誘われて第1回目に参加したのをきっかけに、ここで出会った人たちとSNSなんかでつながったりして
今でも行けるときは参加している。
Picはまだ奥渋谷に店があったときのPic。
オープン当初は40-50人くらいいたんじゃないかな?
基本的にはビール好きが集まっている。w
なんでそんなことになるかというと、このクラブのユニークなところは、
走り終われば誰もがこの「Mikkeller Running Club」というビールを1杯だけ無料で飲むことができるのだ。
なんという夢のサービス。w
やっぱり、ランニング×ビールなんて最高の組み合わせだよね。
このブログの名前にもビールを入れているし、ビールはいつ飲んでも美味いw
ここに行くようになってからは、よりクラフトビールに興味を持ちよりビールが好きになった。
こちらも何の予約もないのでイベントをチェックして行けるときに参加してみればいい。
ランニングだけじゃなくて、ビールに詳しくてビール大好きという人にも会えると思う。w
Wednesday Running Session
開催日 : 毎月隔週水曜日
集合時間:20:30(終了22:00頃)
集合場所:On The Marks@川崎
走行距離:8キロ JOGペース
※基本的にイベントごとに開催条件が変更の為、詳しくはFBを要確認
こちらは川崎にできたホテルと先のRBRG、Mikkellerで出会ったメンバーが主催するランニンググループ。
街にあるサイクルメーカーと提携してレンタルサイクルも行っていて、
僕はまだ参加できていないけど、バイクイベントも不定期でやっている。
川崎にオシャレホテルが出来たそのオープンから少ししてランニンググループは開始し、
ホテルを起点として少しづつ仕掛けて街をオモシロくしていこうという気概が感じられる。
ホテルのクロークが使えたり、シャワーの利用も可能だし、何ならそのまま宿泊だって可能!
サービスとしてはどこよりもいいのかもね。笑
こちらは1階のレストランを宿泊者だけでなく、街に対してオープンに開いていて、
そこではクラフトビールも用意している。
そう。
ここでもクラフトビールの無料1杯付なのだ。
やっぱり、ここでもランニング×ビールは無敵。
ここでも初開催に行くことができ、ここで初めて出会ったメンバーもいる。
川崎方面にこういう「走ることのできる場」なんてのができて喜んでいる人は結構いるんじゃないかな?
都内からいくとなると。。というハードルはあるにせよ、
僕も毎度毎度とはいかないが、ビールを飲みに!というヨコシマな理由でできるだけ参加したいと思っている。w
とにかく理由はなんでもかまわないと思う。(自分は。。。)
コースはバラエティに富んでいて川崎大師や多摩川沿いに走って川崎競馬場なんかもまわることもある。
基本的には他のグループランと同じようにゆっくりしたペースで、
なかには100マイル(160キロ)完走者や100キロ走ることのできる人もいるにも関わらず、
ペースは初心者目線を忘れず、ランニングをしたいと思っている全ての人に開いたグループ。
川崎は美味しい飲み屋が多いのも魅力の一つ。
22:00くらいにランニングが終了する関係上、今まで終電以外で帰ったことはない。w
参加者は飲むことも大好きみたいだし。
「Today Running Company 道がまっすぐ」
7K走っちゃあ/3K走っちゃあ
開催日 : 毎週火曜日
集合時間:19:30(終了21:00~21:30頃)
集合場所:道がまっすぐ@甲府
走行距離:3キロ/7キロ JOGペース
こちらは参加してほやほや。
なんと数日前に参加してきたばかり。
最近甲府にできたお店で、甲府の素晴らしいお店SUNDAYの兄弟分。
どちらのお店にもいってきたが、SUNDAYがHike&Campなら、道がまっすぐはTrail runningに特化したお店。
そして道がまっすぐ(略:ミチガマ)には僕にとっては特別な大会であるスリーピークス八ヶ岳トレイルの、
コースディレクター小山田氏(RYU-Gさん)とその大会開催の言い出しっぺ(笑)松井さんが店頭に立っている。
なかなか素敵なお店なのだ。
初訪問は南アルプスの帰りに寄ったのが最初。
帰りの時間に合わず、泣く泣く帰ってきて、「次は参加しますね〜」と約束したのを覚えている。
その約束を果たさねばと今回参加してきた。
19:00を過ぎると、段々人が集まってくる。
皆それぞれが知り合いのようで、とてもフレンドリーな雰囲気がある。
皆、みんなで走ることを楽しみにしている感があり、RBRGでの感じと重ね合わせる。
自分などは東京からのアウェー参戦ということもあるのに、全く疎外感はなかった。
もしかしたら、お二人の気遣いによってそう感じたのかもしれない。
とにかく、悪くない雰囲気。
信号を守るとか、どのくらいのペースで走るとか簡単な説明のあとに、みんなで走り出す。
僕も東京からの刺客ということでまわりの方とおしゃべりしながら走る。
中には、この日が初めてという方もいたようだったが、実際どの方が初参加だったのかはわからなかった。
そういう雰囲気というのが素晴らしいと思った点。
コースに関しては何種類かあるようで、これからも増えて行くのだろう。
東京から来た身としては十分過ぎる観光ランができた。
この日は7キロのコースだったが、県庁、丸の内、飲屋街、商店街、風俗街w、城跡などなど飽きない。
他と違っておもしろいなという店は、3キロと7キロと2種類でそれぞれ隔週で開催しているということ。
初めての人からすれば、確かに3キロなら不安なく走れる距離だと思う。
それが走れれば次は7キロに挑戦してみようと思えるところ。
どちらもペースはゆっくり目のJOGペース。
参加者の中にはUTMB帰りの猛者やUTMFに今年参戦の猛者などなかなかの猛者ぞろい。
それでもこの感じを守って走ることができるというのは素晴らしいなと思えるところだ。
甲府の人はこういうお店があってラッキーだよね。
東京に住む身としてはなかなか行ける場所ではないが、またチャンスがあれば是非一緒に走りたい。
近くの人は気になったらその時行ってみればいいと思う。
ここからは自分が今後参加してみたいグループラン。
開催日 : 毎週金曜日
集合時間:AM7:00(終了8:00過ぎ?)
集合場所:名古屋市久屋南大通りスターバックス前
走行距離:10キロ程度?(ごめんなさい参加してなくてわかんない。。。)
JOGペース(と思う。。。)
まず朝開催というのが良さそうだね。
そして、自分の実家近くの名古屋というところにも親近感有り!
SNSでもつながっている方も数人。
実家に帰るタイミングに参加することが出きればなど思っている。
「.:ULTRA LUNCH:.」
日曜の朝のベアフットラン
開催日 : 毎月不定期 日曜日
集合時間:AM10:00(終了12:00くらい?)
集合場所:.:ULTRA LUNCH:.@都内
走行距離:1,2キロ程度
※要FB確認
“Barefoot Run(ベアフットラン)”ってご存知ですか?
その名の通り「裸足で走る」ランニングスタイルのこと。
「え!?何それ!?」と思われるかも知れません。が、幼稚園や小学校で子どもたちが裸足で元気に走り回る姿を見ることはまれではありませんし、我々おとなにも「裸足は身体に良い」という感覚を持っている人は少なくないのでは。ランニングブームが続く現代、実はベアフットランの効能は改めて見直されているのです。
ULTRA LUNCHでも日曜日の朝にこのベアフットランを取り入れた遊び?練習?を始めます。裸足でステップワーク遊び(ラダートレーニング)を行ってみたり、みんなでボールけりで楽しんでみたり、走ると行っても世田谷公園内を1,2km。お子さまの参加も自由。どなたも無料でご参加いただけます。
目的は色々ありますが、大まかに言うと以下にあげる様な感じ。
○ULTRA LUNCH近隣に住む方と一緒に走る機会を作りたい
○ランニング未経験・初心者の方に走る機会や他のランナーの方との交流の場を提供したい
○ランニングの根本的な楽しさをみんなで共有したい
これは、気合いの入ったランニングイベントではなく、定期的に続く寄り合いの場、そして雑談がてらの座学の場にしたいと思っています。ULTRA LUNCHの近隣に住んでる方もそうでない方も、ランニング初心者の方もそうでない方も、日曜日の朝に軽く身体を解放したり走りたくなった方はお気軽にULTRA LUNCHに集合して下さい。
text by ULTRA LUNCH
オーナーのドミンゴさんには一度だけ東京タワーの階段を10往復という
なんとも刺激的な内輪練習の最にお会いしたことがある。
これは自分は参加する機会がなかった(遊び過ぎw)ので、友人の評判からだけど、
かなり良かったとのこと。
もちろん機会があれば参加してみたい。
と、まぁだらだらと文章を書いてみたけど、もしこの中からでも気になるグループランがあれば
是非参加してみるといいと思う。
僕も決してマニアックにハマっている訳ではなく、ライフワークの一環という気分で参加している。
きっとその最中に新しい出会いや、キーワードに出会うこともあると思う。
その瞬間を捕まえ、また次の興味の扉を片っ端から開いて行けばいいと思う。
「参加への壁をつくっているのは、不安で頭でっかちになった自分」。
飛び込んでみればなんてことはない。
走りたくなった時だけ行ってみればいい。