0日目。
つまり、レースの前々日。。
そういえば。
前回のスリーピークスの際にこれは改善したいと思ったのが、ムササビウィング(タープ)の重量。
本体幕1.8キロを持ち運ぶのはかなりキツかった。
そこで、OMMで3m×4mのソフトタイベック生地を購入しておいたのだ。
型紙もCADで作成してあり、印刷までは済ませてあった。
材量はそろっていいたし、あとは縫うだけだった。
そのことを思い出し(遅すぎるのだが。。)、前日の夜から縫い始めたのだ。w
夕方16:00から取り掛かり、縫い終わったのは朝方4:00。w
約12時間の縫製作業。イマイチ慣れていないため滅茶苦茶時間がかかった。
でも、タープはひとまわり小さくなり(3m×4m)、重量も本家の1.8キロ→0.38キロなら十分許容範囲!!
これでこの旅も楽しみになってきた!
1日目。
公共交通機関しばりだった自分が、今回はOMMに一緒に参戦するKさんのお友達の
これまたKさんに相乗りさせてもらえるとのこと。
自家用車!なんて素敵なんだ!!
ありがたくよろしくお願いして一路中央道をひた走り白馬へ。
途中、若干の渋滞もありつつ、コンビニでパンなどを食べながらのんびりと14時くらいには到着。
ゼッケン及びもろもろのお土産を受け取った後は15:30から競技説明へ。
今回で5回目の開催となるこの大会。
レース自体が2回目の参戦だけど、スリーピークスに続きレースを運営している人たちには頭が下がる。
レース開催に対する熱意と愛にあふれるコース説明を受けた。
コース説明が終わったタイミングだったと思うけど、
会場全体から大きな拍手が鳴り響いたのが印象深かった。
きっと他の参加者も僕と同じように主催者の人たちの熱意と愛を感じたのだろう。
その後、コース説明を受け終わって振り返るとラン友のAちゃん達が。
彼女も自分と同じミドル(35K)に参加予定だ。
自分以外は宿に戻るというので、このタイミングで僕は買い出しを終えてキャンプ場へ移動。
今回の宿に選んだのは『白馬オートキャンプ場』。
レース受付会場からは歩けば30分程度で到着できる。
Kさんが気を利かせてくれてキャンプ場まで送ってくれた。助かる。。
キャンプ場へ受付しに行くと、既におじさんは帰る様子。早くない??
まさにぎりぎりで助かった。
2日間泊まることにしたので2500円。まぁまぁかな。
薪と余っていた炭のかけらをもらって場所探し。
サイトは芝生と砂利サイトが混じったみたいな感じだった。
川沿いが芝生になっていて気持ちよさそうだ。
他の人も張っていなかったことから、若干心配になり本当に大丈夫か?と尋ねると
「テントじゃなくてタープならいいよ~」とゆるい回答。
※実際に後で調べると、ここはキャンプ場の管轄でなく、市の管轄だそうな。。
ならばとさっそく今朝できあがったMYOGタープを設置。
前方はMSRの130-150になるポール設置で、後ろポールはなし。
寝袋で寝転がるだけだしね。
形はほぼムササビウィングとほぼ同じだけど一人使用用に作ったのでひとまわり小さくした。
というより、生地を縫い合わせるのが面倒で一枚生地からとれる最大サイズにした。
3m×4mだけど5辺がカーブを持つので、面積的にはそんなに大面積をカバーするわけではないし、
一人で使うには余裕があり気に入った。
軽めでこの大きさのものが売っていてもいいのにと思うくらい。
MYOGタープの調子はよさそうだ◎
まったりして、写真など撮って遊んでいるところへ後ろから肩を叩かれてびくっとした。
反対側のサイトで張っていた、ろう者の人がやってきたみたいだ。
その人はファミリーでピルツ7のようなとんがりを張っていたのだけど白いムササビみたいなタープを見て
「どこのタープ?どこで買った?」とスマホ画面を見せてくれた。
嬉しくなって「MYOGタープだよ。」とスマホに書いて見せたら驚いて素敵な笑顔をみせてくれた。
素材やミシンのことなどひとしきりスマホで会話して、去っていったけど、
なんだか嬉しかったな。とにかく作ってみてよかった。
時間はまだ17:00くらい?
だんだん夕暮れになるのをビールを飲みながら眺めつつ、
イイキモチになっていく。
宿に泊まるのもいいんだろうが、やっぱり自分はこっちのスタイルかな。。