ITJ(伊豆トレイルジャーニー71.7km)が来月に控えてるなか、そろそろ走れるのか不安になってきたところ、
誘ってもらって久しぶりに丹沢の山を走ってきた。
走ったコースはトレラン初心者コースともいえる
伊勢原駅〜大山〜高取山〜東海大前駅
Day1。
今回はTHE GDGD HIKERSでご一緒してるRYOくんと。
前日に、連絡有り一つ返事で決まったプラン。
焚火が出来るならいつでもどこでもいきたい!
前日は新宿に夜集合して豪勢に牛タンつまんでビールを飲み、出発。
さ、取りあえずいきますか。
伊勢原の駅前を出ると暗い道を最寄りのコンビニに向かう。
暇だから走るw
コンビニで調達すると川沿いを上がり、泊れそうな場所を探しながら川を詰める。
にしても川もぼーぼーの藪の中。
薮を漕ぎながら進むが、前日が雨だったのであたりは濡れてるし、傾斜あるし、
どんどん薮も濃くなるしなんだかなと思っていると、
途中に見つけた東屋を思い出し、やっぱ、あそこ?ってことで
東屋へインw
屋根あるし、濡れないしサイコーw
今日のお宿はここにしよ。
今回の寝袋はOMM Mountainlaid1.6。
RYO君は冬用寝袋でヌクヌク仕様。
ウール下着だけでもこの寝袋で十分だった。
雨あとでも化繊なら安心だし。
今年はこの寝袋でどのくらいの気温までいけるか試してみるつもり。
インスタで知っている人はヌクヌクダウン着込んで-4度までいけるという。
この中にISUKA Air130Xを入れてみて厳冬期でどのくらいいけるかね。
-8度いけたら最高。
乾いてそうな枝を拾ってきてネイチャーストーブで少しだけ焚火。
でもコレできただけでもシアワセ。
2:00くらいには寝て翌朝に備える。
Day2。
夜中で最悪だったのはマットが火の粉で穴があいたみたい。。
ぱんぱんに膨らませても1時間後には底冷えで目が覚めて空気を入れなきゃってのを繰り返す感じ。
ちょっと切なかった。。
家に戻ってみてみるとメチャクチャちっちゃい穴から空気抜けてた。。。
でもバルブが壊れたんじゃなくて良かった〜。
またもや風防を忘れてしまってピコグリルを利用して湯沸かし。
焚火道具のトングを穴に渡してそこへアルミポットを入れる。
この方法はいがいにいいかも。
味噌汁とおにぎり食べて準備完了。
RYOくんといえば最近エスビットの固形燃料がキテるらしく
固形燃料使ってたけど、ゴトクを小石でやっていた為空気が入らなくて30分くらいやってたw
固形燃料で燃焼しないこともあるのね。
朝はちょっとガスってた。
8:00前。
さて登りはじめますかってことで稜線の登山道を目指して藪の中を進む。
なかなかの急登でかつ薮も濃い。
河原から尾根に向かって道なき道を往く。
まるでOMMの続きのような藪を漕ぐ。
時々薔薇の罠が仕掛けられていて、調子に乗って突っ込むと 大事なJKTをキズモノにしかねない。w
棘、嫌
RYOくんはバラの罠にかかってたw
今回はランザックとしてOMM Phantom20を使ってみた。
久しぶり。
今まで、評判道理のいいザックだと感じることができなかったんだけど、
今回はコツが掴めたのかなんなのか揺れも感じなくてなかなか良かった。
自分でザックを作る時もちょっとディテールを参考にしてみよう。
トレイルはふかふか落ち葉。
偽ピークみたいなエボシ山。
653mか。大山山頂まであと600m登るのか。。。
登山道に無事でて、途中でおっちゃんを抜かしたんだけど、お前らどっからきたんだって驚いてた。
僕たちがきた道は普通通らないとこらしいw
最近は夜寒いので街ランではibexのArm warmerを使ってる。
今日は暑過ぎて結局要らなかったけど。。
12月の大会もこれ使うかな?
保温力高くてなかなかあったかくて重宝してる。
もう一つウールの番手が薄いものがあるとうれしいんだけどな。
途中のベンチでチト一休み。
それにしても今日はいい天気。
8:00前に河原を出発して10:00前に山頂到着。
コースタイム的に見てもなかなか良い線いってるんじゃないかな?
観光客が多くてやかましいけど、なかなかいい景色。
今から走るっていうのに我慢できず山頂ビールをやってしまったw
が、うまい。
走り始めようと思ったらこの行列。
そうかここは観光地か。大学生やおばちゃん連中が多かった。
大山は途中までロープウェイが走っているから登りやすいみたい。
中国人、韓国人の人も多かった。
登山ブームなのかな?
トレイルドッグに出会う。
放し飼い禁止的な看板が多かったからそうしちゃう人も多いのか。
なんか、いろいろアレダメコレダメってのが多いな。
大山寺?あたりはそれはそれは見事な紅葉が見れた。
なんでこうなるんだろ?
調べてみると紅葉は落葉樹に起きる現象で寒くなると葉に栄養を送るのをやめて
落葉の準備に入るのだとか。その過程でアントシアンて物質が作られて葉が赤くなるのだという。
こういうのを見ると、日本が一番紅葉が美しいと言われるのはあながち嘘でもないかもね。
寺の横を通り少し登り返して浅間山の方へ続くトレイルへ走り始める。
こっち側はほとんど人に会うこともなく、下り基調の気持ちいいトレイルが続く。
荷物を背負っての走りは、走り慣れてなくて変な感じ。
ビールで走れないかと思ったけど、そうでもなさそう。
自分とRYOくんの存在しか感じない素敵な時間。
薄暗い森の中から見る青空がとても素敵。
このコースはRYOくん曰く「下りばっかで相当気持ちいいコース」とのこと。
確かに悪くない。
登りも、走れるところはなるべく走る。
OMMのためにかなり走り込んでたRYOくんは結構走れるタフガイだった。
特に下りニガテとかいってたけど、結構早い。
レースで距離を走るとどうなのかはわからないけど、早いなーって印象。
途中何回も置いてきぼりにされたし。
僕のITJまでの目標は取りあえず、「痩せる」だな。
今回思ったのは体が重い。。
途中置いてきぼりにされて笑えないハプニングもあった。
高取山で分岐があるんだけど、あれ?どっちだー?ってきょろきょろしてたら
休憩したオッサンが違う方向を指差して連れか?って。
「ありがとうございまーす」って自分も確認せずに聖峰へ進む。
「おかしいな?」って思ったのはダイブ先の方。
だって話と違うような急勾配だし、走れないし。。
連絡してみると案の定反対側へ。
ヤレヤレ。
本来は念仏山、弘法山の方へ行くのが正解だったみたい。
街を眼下に見下ろしながら走れるトレイル。
ラブホテル横を通るトレイル。
そっちいきたかったなー。
このポスト読んで行こーと思った人はぜひそちらへどうぞ。w
とまぁハプニンングもありつつ温泉で会えるようにして聖峰を抜けて
残りのトレイルを走る。
途中、小学生だけのハイカーグループもいて、そいつらに追いかけられるってのもあったw
ま、ちゃんとぶっちぎってやったけど!
途中で一瞬抜かれたのはココだけの話w
鶴巻温泉駅周辺まで降りてきてローソンエイドで補充して
秦野温泉 さざんかへ向かった。
汗も流してビールも飲めて心地よい疲れの中都内へ戻った。
登った距離は別にして、走った距離は12km程度。
それでも誰かと走るとか最近していなかったので楽しかった。
何より、OMMに出れなかったというのもあり、宿泊装備一式を持って走ることができて良かった。
さ、ITJ(伊豆トレイルジャーニー 距離/71.7km 累積/3,310m)に向けてちょっと走んなきゃな。
良いきっかけにはなったかも。
次はどこ走ろうか。