今回のルートは
稲子湯登山口~しらびそ小屋~本沢温泉。
都内出発の時点から非常にゆっくりとしてしまい、
稲子湯に到着したのはなんと14:30。w
ま、ここから本沢温泉までは3時間もかからないからゆるりと歩けばいいんだけど。。
それにしてもこりゃ遅すぎる。w
そして、8月は八ヶ岳といえども暑い。。
ま、まだ標高は1000mちょっとだからか。。
稲子湯から歩き始めて20分。前方に明らかに登山装備の無いおばさまが。
そして、顔色もなんだか暗い。既に14:30。
ここからどこへ向かっているのだ?
「どちらへ?」
「ちょっとそこまで。夏沢峠って懐かしい名前だなって思って。」
「そこまでいかれるんですか?」(※夏沢峠は本沢温泉の先)
「いいえ。すぐに戻りますの。」
(ほっ。)
そりゃそうか。あまりに雰囲気が暗いもんでちょっと勘違いした。w
稲子湯を出て1時間ほどでしらびそ小屋に。
みどり池はもっときれいなミドリかと思っていたけど渇水期だからか期待外れ。
しらびそ小屋には一人淑女が雑誌をめくってコーヒーを飲んでいた。
自分が山に来た時にはこういう時間はきっと持てないだろうなと思いつつ先に進む
八ヶ岳の森は本当に植生豊かだ。
水が豊富だからだろうか?
他の山ではみないようなコケ、シダ植物などが植生している。
そこを登山客の足で踏み荒らさぬよう木道が敷かれていて
とても手入れが行き届いたトレイルになっている。
いまにも朽ち果てようとしているが、力強い木。
このトレイルで一番気になった場所だった。なんでだろう?
17:00くらいにようやく本沢温泉に到着。
所用時間2.5時間くらい?
取り急ぎテン場に荷物を置き、温泉は後回しにしておきテント受付を済ませたら
既に夕暮れも迫っているのでテントを先に立てておく。
今回の裏テーマにはこのKhufuで寝るというのがあったのだ。
この旅の2週間前くらいにようやく到着したのだ。実に3ヶ月待ち。
いやぁ。うれしかったなー。
Locus gear Khufu tyvec
HPより
ピラミッド型モノポール・シェルター(フロアレス)
トレッキングポール1本(130cmに調整可能なタイプ)、4〜12カ所のペグ・ダウンにて設営。
UV処理を施し、従来の防護服や衣料用のソフトタイベックより耐久性、強度の点で優れたソフト・タイベックを使用。
頂点やペグループ部分等の負荷がかかる部分には、ポリエステル基布にPVC加工仕上げを施した丈夫な生地やダイニーマ® クロスを使用し補強。
幅265cm x 奥行き146cm x 高さ130cm
- その他の特徴
- カテナリーカットのリッジライン
- YKK アクアガード ファスナー
- バグネット付上部換気口 x1
- ガイラインの調節が楽なラインロックx9
- ショックコード付きサイドループx4
- ショックコード式フロントパネル留め x1 (両開き)
- タイベック®製スタッフサック付(収納時サイズ:長さ30cm x 直径12cm)
はじめてのフロアレス体験。
夏の2000m以下は蚊帳が必要と認識。w
夏は虫がテント内の光に集まってきて大変。
念のため蚊取線香もってきたけど、モノポールの頂点に集まった虫達に直撃して
朝起きたら虫が結構死んでた。w
それでも満足しているのは何よりそのシェイプ。
そして、MSRハバハバHPと比べれば半分以下の重量。
なんか自由になった気がした!
本沢温泉の老舗旅館感はハンパなかった。
ここなら登山口からも近いし、温泉もあるしで友人ときて1泊するのもいいかも。
暗くなってしまうし、結構疲れていたので外湯は明日の朝入ることにして
今日はのんびり内湯のみとした。ぬーるぬるのお湯で、気持ちよかった―!!
山で温泉に入れるなんて最高だなー
明日の朝の露天風呂も楽しみ。
貸切だといいけど。
Greecepod cozy
HPより
「米国のハイカーでは古くから定番となっているアルミ製の軽量なグリースポットにアストロフォイル製のコジーをあわせたクッカーセットです。
鍋 本体は99gと軽量ながら900mlとソロでは充分な容量、二人分の湯沸しや調理も問題なく行えます。アルミは熱伝導性がよく、炊飯調理や冬山で の雪溶かしにも向いています。コジーと合わせることで乾燥食を蒸らしたり、そのまま手に持って食器として用いる際にも適しています。一般的な鍋つかみも問 題なく使用できます。」
グリースポットでお米を炊いてカレーを食べて20:30くらいに就寝。
米を炊くにしても夏に900mlも必要ないという印象。