奥多摩~石尾根~七ツ石山~雲取山~七ツ石山~鴨沢
昨夜就寝したのが20:00過ぎで起きたのが6:00くらいなので計10時間も山の中で寝てたようだ。
久々にぐっすりと眠ったなー
お酒は特に残ってないみたい。
ここ最近の朝のルーティーンは優しめのスープか味噌汁を飲んで、それからコーヒーかココア飲む。
今回は行動食にもする薄皮なんとかってパンを食べてみた。
ふかふかの落ち葉は気持ち良くて、山寝感あってサイコーだった。
この時期の気温は10度を下回らないくらいじゃないかな?
女性は特に気にすると思うが、虫に悩まされることもなく至極快適なタープ寝ができた。
鍋はアルミポット焚火台はピコグリル85、アルコールストーブはFREVOストーブで湯沸し。
もっと軽くてコンパクトなものがあるのは理解しているけど、お湯を沸かす為だけのギアは
今のところ泊まりのハイクでは携行できない。
やっぱり煮炊き焼きをこなしてくれるものが好きなのだ。
逆にあまりすることはないけど、日帰りのハイクでカップ麺を食べるだけなどというときには
湯沸しだけって割り切ってみるのもいいかなって思っている。
そろそろ日帰り用にもっと軽ーい装備に替えようか考えている。
まぁ、それはまた先のこと。
イロイロ迷う秋。
奥多摩での昨日の宿は標高1200m程度。
この時期の服装に関するギアなどについての所感。
寝間着は薄手ダウンJKとウール上下で、寝袋イスカAir130XとSOLビビィをかぶって寝て
10℃は下回らない程度で気持ちよく10時間寝れたw
行動時は寝間着にしていたWoolロンTで、標高2000mでは汗をかいていると風によっては少し寒くなるくらい。
分かってはいたけど汗かきウールは良いことないねw
汗でベタベタになるくらいの運動量の時は自分には合わない。
そもそもそんな使い方するようなものでもないんだけど。
パンツに関しては、やっぱり10月の奥多摩でショートパンツは少し浮いてた感じ。
標高を上げてすれ違った人には「オー、元気だな」なんて言われてたしw
当然みんなロングパンツ履いている。
でも標高が低いところではショートパンツで十分だった。
この辺の調節がいま時期はなかなか難しいセレクト。
ハイク中、終始首に巻いていた今治まきたおるはトレイルでも大活躍した。
高度を上げると少し首元が寒くなるので暖かくし、汗を吸ってくれる。
何より、汗臭を素材本来の力で除去してくれるというのが気に入っている。
ナノテック素材のタオルではそのあたりがストレスになっていたし。
ただし、発汗量が多い時期には若干乾燥が遅く感じるかもしれない。
自分的にはいまのところそこまでストレスではない。
色味が女性用なのかやさしめの色が多くて男性には少し合わせづらいところが残念。
それでも気に入った色を購入して現在3枚所有中。
臭くならないタオルを探している人にはお勧めできる。
ヘッドギアについては今回はトラッカーキャップ(メッシュキャップ)ではなく、
ご縁あって、連休前に販売予定のモデルのサンプルを頂き、Velo-spicaさんのキャップを今回使用してみた。
Velo-spicaさん(IG:@velospica)はサイクルキャップメーカーで、僕は以前から存在自体は知っていたけど、
RBRGのペイズリー柄を気に入って使い始めた。
その時の素材はコットンだったが、当時は雑誌なんかにも出ていてかぶっていた人も多かったんじゃないのかな?
が、やはりコットン。
自分はハイキング及びランニング時などの運動量が多い時ににかぶったりしていたのだが、
コットン素材ということで頭部の汗で内部はもとよりキャップ本体も水分を含み、湿気た感じになった。
何回か運動時に使っていたのだが自分の使用方法か、汗による色アセも相成り、自分的には継続使用には至らなかった。
もちろん街使いやサイクリングなんかでは問題なく活躍すると思う。
現に今も時々かぶっているしね。
その時に特別な色ということで作ってもらえたのが初めての御縁。
その時に機能素材なんかもあれば嬉しいなどと、のたまっていたのだが、今回その希望が実現したかもw
そしてここからが本題だが、また別の御縁により今回サンプルを頂くに至り使用してみたのだ。
まだ2,3回の使用なので断言できるほどではないが、率直な感想としてはとてもよかった。
本体に使用されているCoolmax®︎ 素材の主な機能性としては(テクノロジーの種類にはいろいろあるが)、
・暑い時には体から汗を吸い上げ素早く蒸散し涼しくドライな着心地を提供。
・寒い時には繊維構造により暖かさを保ち、高いパフォーマンスを提供。
・優れた吸水速乾性と通気性及び紫外線からの肌の保護
事前に「運動時には多少のムレ感はある」との前情報は頂いていたが、確かに多少ムレはある。
しかしこれは頭部を覆う形状のヘッドギアならどんなものでも避けられないし、
パタゴニアのトラッカーキャップなどがメッシュ素材により可能な限りこれを排除しようとしているが
春、秋などの風が冷たい時期には逆に頭部が寒く感じると思う。
その点では標高2200m程度でも寒さは感じず、というよりストレスを感じないので意識をすることがなかった。
内部に一種のムレ感があっても、素材本体を触るとコットンとは違い濡れ感は全くなくサラサラとしていたのが一番の驚きだった。
たぶん通気性なり透湿性がかなり高いんだろう。
以前GORE-TEXのキャップをかぶっていたが内部の濡れがひどくて辟易とした覚えがある。
もう一つの特徴は、濃霧の中においても外部表面は湿気ず、サラサラを保っていたこと。
これについては未洗濯による一時的な撥水性能か、素材が保有する撥水性能かはまだわからない。
ちなみに鬚はちゃんと濡れてたw
サイクルキャップとしての型はハイク、ランにはとても都合よく、
ツバは視界を遮らず、眩しくない時には折り返して裏側をアピールするデザインになっている。
型としてもう一つ好きなのが後頭部でのサイズ調整機構だ。
以前のモデルは後頭部の生地内に平ゴムを編み込んでいたと思うが、少し前から
リフレクトの丸ゴムによるバンジーでの調整ができるようになったこと。
好きなテンションに調整がしやすく、デザイン的にもアクセントになっている。
ペイントに関して、今回のサンプルの見た目ではわからないがリフレクトペイント(反射)となっている。
ところが販売予定モデルは通常のペイントとのこと。
リフレクトペイントのアイデアはとてもいいなぁと思ったのだけど、総合的に実現は難しいのかな。。。
と、簡単なレビューのようなものになってしまったが、今はとにかく気に入っている。
今年は使い倒すつもり。
そろそろ秋です。
はい。
この景色みてなんか、あ、いいな!って思えた。
この日は前日までは晴れ予報だったんで晴れかと思ったら全く晴れる気配がない。。
ザ・濃霧w
こんなガスの日は散歩でもして軽ーく帰ろうと歩き出した。
少し急な坂や岩場なんかを登りながら歩くともう一つの気になっていた将門馬場に着く。
トレイルからあけすけなのが気になるけどココも良さそうだなぁなんて思ってた。
時間をみるとまだ10:00前そこそこ。
そーいえばよく考えたらハイクしていて雲取山に登ったことなかったなーなんて思いはじめてしまい、
さらに晴れ寄りの濃霧ならもしかしたら上からは雲海が見えるんじゃない?なんてスケベ心も。
計算してみるとまぁ、13:00過ぎには登れるでしょってことで無謀にもいってみることにした。
このあたりがだいぶいい加減w
鷹ノ巣避難小屋で初めて人にあったけど、なぜかこのあたりは寒かったなぁ。
手もかじかんでた。
あれは低体温症の手前だったのだろうか?
ここで3人グループで来てたらしきグループがいて、我がもの顔で小型スピーカーをかけてるおじさんががいた。
グループ間でやっているなら勝手にしてくれと思うけど、さすがに人が来たら止めてくれ。
山でそんな音聞きたくないから。
たまにこういう人にも出会う。
注意するほどでもないが、ちとモヤモヤする感じ。。
七ツ石山では何組か昼ご飯を食べているひともいた。
僕はスルー。
一組だけHDの黄色いダウンシャツ着てた人がいて、なぜか焚火台で湯沸かししてたしきっとUL好きなんだろうな。
ま、声かける程でもないのでそこもスルー。
先へ進む。
ヘリポートを過ぎると、お?お?ブログなんかで良く登場してくるテン場じゃないか。
ここは奥多摩小屋だな?
林間で防風性も高くてなかなか良さそうなとこね。
お、ここね。奥多摩小屋。
外観は、、、結構キテルねw
中は営業してるのかな??スルーしてしまったので確認できず。
標高もだいぶ上がってきて、1800mくらいにもなると苔が出現。
苔マニアはどのあたりが萌えポイントなんだろうか?
接写で上手く撮れるかどうなるか試してみた。
苔の先には雲取山荘。
やっと到着した。。。
ビール飲んでカレーでも食おう。なんかしらんはあるでしょ。
取りあえずビールを飲む!!(昨日の取っておいたヤツを)
山荘でカレーくらい食えるかと思ったらここなんも出してないのね。。
知らなかったな。。
オヤジは超絶感じ悪いオヤジだった。
軽食かカップ麺かなんかあるかと聞くと、「ウチはそんなもんやってねーの!!」だってさ。
あとから聞くとココの人結構評判悪いのね。当り散らすらしい。
東京イチ高い山の山荘ってことでシーズンはものすごい人がくるらしく、
黙ってても客が来ると思ってんのか知らないけど、釣り船宿と山小屋のオヤジは変なヤツが多い。
というのは持論。。。
ま、もちろん中にはとても素敵な方もいるんだけどね。
取りあえず寒くてダウンをはおり、ザック内に食べ物がなんかないか探る。
あった。。。
残りポッキーに残り笹かまと粉末スープと粉コーヒーw
ま、なんもないよりマシと湯を沸かしすする。
いやぁ。。
あったかスープが沁みるねぇ。。
だらだらしていて雲取山荘を出たのは15:10分。
さて、どーやって帰るか。。
地図を良く見ると、三条の湯経由で歩くと6時間超え。さすがに21:00越えて帰りたくなんかない。。
またピストン嫌いなので奥多摩までまた石尾根ってのもなんだし、暗くなる前に森を抜けたくて鴨沢までいくことにした。
荷物を持ってみると、5~6キロ?
これなら走って帰れるんじゃ?
山で宴会して、寝て、ハイクして、帰りはランして温泉&ビール。
なかなか悪くない感じ。
がんばれば暗くなる前に着けるし。
よし!!いってみよー!!w
このバス停へ向けた下山走りを 'Busstop packing' と名付けるよw
Fastpackingは酒煩悩が3kgになってしまう自分には合わない。。
でも退屈な下山時で最軽量の時なら日没やバスの時間のために走れそう。
相変わらずコースタイム50%程度だけど、なかなか気もちも良い。
というわけで雲取山15:00鴨沢17:00程度だったけど無事暗くなる前に降りれた!
が、バスは18:30までないというオチ。
幸い素敵な夫婦とタクシーで奥多摩まで帰ることができた。
バスの時刻、ちゃんと見とかないとねw
行き当たりばったり過ぎたけど、とても素敵で充実した1泊2日が過ごせた。
さて次は何をしよう。
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