前日までは、川乗山へ向かう予定にしていたが、
急遽、本仁田山へ変更。
大根ノ山ノ神〜瘤高山〜本仁田山〜もえぎの湯〜奥多摩駅
だいたいこんな感じ。
朝とか夜とか言っているけど、4:00に寝て6:30に目覚めるという
ほぼ寝落ちした一人を除いてほぼ仮眠状態。w
鳥の鳴き声と川のせせらぎの音だけが聞こえる。
それにしてもいい朝だ。
SちゃんのSixmoondesignsのルナソロ。
かっこいいし、バスタブ、ネット付だからはじめてのULテントとしては申し分ないと思う。
人気があるのもわかる。
Sちゃんは、最近ソロが多くて、テント泊できてなかったみたいでなかなか楽しそうだった。
聞いてないからわからないけど、RくんはHMGのEcho1Tarpじゃないかな?
HMGのタープは初めて見たよ。
かっこいい!そして、キューベン生地!
僕が今年初のタープ泊に選んだのは、
久しぶりに持ち出したタイベックのMYOGタープ。
重量は375g。
3m×4mからざくざくとカーブを切り出したので少し大きめだ。
もう少しメンテして小さくしてもいいくらい。
でも、気分がキャンプモードになった時はなんかコレにしてる。
白馬のレースの時や八ヶ岳ロゲの時もそういえば使っていたな。
鋭角に切り取ったカーブから星が見えるトコが結構好きなのだ。
森に囲まれた河川敷には風も吹かず気持ちのいい夜が過ごせた。
4:00だったから少し明るくなってきてたのだけど、空を見上げて眠るのが気持ちよくて
ニヤニヤしてたと思う。自分のタープで眠れるなんてやっぱり最高だった。
焚火で焼いたパンが好き。
このパンはお気に入りで「ナントカカントカ石釜パン」ていうやつでうちの近くで買っているのだけど
塩味が効いていてなかなか美味い。
そこに焚火で焼いた厚切りハムを挟めば朝ごはんの出来上がり。
ちと焦げたけどこれが美味いのよ。
キャンプの時はフライパンもあるから卵を焼いたりしてパズーのパンみたいにしてる。
このパンは途中、ハイカーに連れられた犬が来て強奪されたけどね。。
さて。焚火痕をすっかりきれいにし、火床のあった周りも川の水をかけまくって
完全消火したのを確認してからザックへパッキン開始。
まぁ、恒例のカバンの中身的な。w
イベント帰りだったので余計なシャツとか色々あるけどまぁ、
7~8キロくらいじゃないかな?
最近はザックの形をきれいにしたくてシュラフやインサレーションは別袋にしまわず
そのままザックに押し込むことにしてる。
こうするとダウンが膨らんでザックに空隙がなくなりきれいな形になる。
SちゃんのゴッサマーギアGG。
いつもはミニマリストを背負っている。
ザックはぱんぱんに膨れてた。
女子だと化粧品やら日焼け止めやらWCセットやらとやたら荷物が多くなりそうだよな~
でも、想像するに大部分はお菓子だと思うけどね。w
RくんのバックパックはHMGのDAYBREAK。
ハイブリッドキューベン生地の17L。
今回が初使用とのこと。
にしては盛大にザックの中で唐揚げぶちまけて一瞬にしてオイニーをつけてたけどねw
しばらく「からあげ君」て呼んで遊んでたw
このザックでいいなと思ったのは大きな特徴であるジッパーが(勝手にグレゴリータイプと呼んでいる。)
ほぼ全周にわたってついているのでザックをがばっと開いてすぐに底にあるものにもアクセスできるところ。
でもザックを4個MYOGしていて、自分でこのタイプを作らないのは、単純に作りが難しいのと、
荷物をパンパンに押し込むことが多い自分にとっては、
ジッパーの縫い付けやジップシステムの故障が予想されるから。
このザックもSub24hour(24時間行動)をコンセプトなだけあってそこは用途として外してるんだと思う。
過積載には注意が必要。
背負わせてもらったけど、なかなかいいザックだった。
こういう自分が作らない(作れない)ギアには少し惹かれるかも。
ところで、横に刺しているのはテンカラ竿。
これで近くの淵に糸を垂らしてた。木にも引掛けてたw
釣果については・・・
そこは、まぁ、推して計るべし。。。だね。w
恒例の変顔&極悪顔集合写真を撮って、ようやくここからハイクアップ!
6:30起床で10:30出発ってその間なにしてたんだ?っていうw
いやぁ。GDGDしてるねぇ。w
ようやくここからハイク編だ。w
時刻は10:30。
河川敷からはいわゆる旧作業道のようなところをあがっていく。
藪は生えてないけど、登山道でもない。
なんだかOMMレースを思い出した。
のっけから今日一番の核心部に差しかかる。。。
30度近い急斜面のトラバース。
土が湿っていて若干滑る。
Sちゃんは、ちっとビビってた。そらそうだ。
だって足滑らせれば縦回転しながら落ちてもおかしくない斜面だからね。
でも「行けない」とか言うのではなく、なんとかチャレンジするところが男前。
いい意味でね。
見かけによらず意外と意志が強い女性なんだなと思った一コマ。
こんなデンジャラスは、普段のハイクではなかなかないシチュエーションだもんね。
手を貸したりして協力しながら道なき急斜面を尾根に向かって上がっていく。
ちょっと笑えるくらいの斜面。。
先頭をいく沢ヤのRくんは「楽しいねぃ~」なんて言って
ニタニタしながら上からやけにうれしそうな顔してたw
あんまりの急斜と普段担がない荷物の重さにちと休憩。
既にここで核心部は終了。
そうだ!って自慢してたのがこれ。
これはオフザグリッドで@kabusaru91さんに出会って強奪した、
「ハシラナイーズ陸上部キーコインケースa.k.aキンケース」。
主にランの時に最低限持っておきたいものとして小銭と鍵をじゃらじゃらさせずに持つためのギアw
でもよく見るとかなり苦心しただろうなと思うような作り方してる。
特にこれを何個も何個も作っているとこがすごい。
僕のはジェリー鵜飼さんにあげるように作ったといっていたキューベン製のキンケース。
今のとこ世界で2個。w
感激したよ!!
11:30頃。
ようやく登山道に復帰。
たった1時間だけのデンジャラスゾーン。
今回も前回の奥多摩の笹尾根と同じMYOGザックで、少しメンテしてきた。
ガマグチを引っ張るギミックとロールトップ上部にシェルを挟めるようにするギミック。
これだけでだいぶストレスはなくなった。
しかも今回みたいに1泊にも十分対応可能ということもわかったし。
まだまだ杉が多くて展望は今回望めない。。
12:00くらいになり、途中いい切り株を発見したのでこの先のルート確認と
写真タイムで休憩。
Rくんは最近走っているようで、腸脛靭帯炎仲間としてRBRGのグループランで
いろいろ見聞きしたことを伝えてメトロノームアプリで「180ケイデンス」を実践中。w
<メモ>
・ケイデンス180で怪我なし
・足首の可動域
・100秒足踏みで足のクセ発見
・側筋ストレッチ※やり方忘れたw
これは前日のオフザグリッドでゲットしたステルスTシャツを
イベントに行けなかったRくんに自慢しているとこ。
黒ボディ×黒GraphicなのでTシャツは完全にステルスしてたw
二人とも気づかないので自ら自慢w
めちゃ気に入ってる。
言わなかったら危うく無印Tで終わるとこだったよ。
休憩も終了してだいぶフラットになった道を歩き始める。
この辺りだけだったけど。
30分ほど歩くと突然杉林も終わりだいぶ視界が開けてくる。
フラットな場所が広がりキャンプ適地だなとチェック。
12:30過ぎにはまたもや急登を強いられる箇所がある。
これまた脚に負担がかかるんだよね。
この先が瘤高山。(コブタカヤマ)
13:00過ぎ。
瘤高山から20分歩けば今日の目標地点の本仁田山に到着。
きれいにつくられたいいベンチが設えてあったけど、
そういうのではないこんな切り株が好み。伐採地は視界も開けてるしね。
二人も同じみたいでよかった。
SちゃんもRくんも昼ごはんはカップラーメン。
美味そうだったなぁ。
僕はといえば、家に余ってた去年のOMMの時のあまりのリゾット。
5分焦げないように混ぜて煮込むだけなのでお手軽。
お米も、イタリア米みたいでなかなか侮れない。
Sちゃんは今度からこれにするとけっこう感激してた。
リゾットとか、女の人は好きだもんね。
昼飯を食い終わり三人で恒例のじゃれ合い自撮り大会。
女子一人だけワレ関セズ。w
帰りは下るだけ。しかも結構な急斜面を。
スタートしたのは14:30。
1.5時間近く休憩してたみたい。さすがGDGD。
誰も急がない。こういうのが心地よい時もあるよね。
奥多摩側からの登りはこんな感じ。
あんまり登りたい場所じゃないなぁ~。
帰り道途中、「乳房観音」などという祠に寄ってみた。
確かに木からおばあちゃんの胸みたいなのが垂れ下がってた。w
そして、詳しくは割愛するけど、ここではなぜかSちゃんのモノマネ披露会になる。
それを二人でイジリながらゲラゲラ笑って帰路に着く。
帰り道、奥多摩では山桜が満開だった。
奥多摩駅を通過して16:00過ぎにもえぎの湯で汗を流し、
奥多摩にできたクラフトビールが飲める店「Beer Cafe VERTERE」でお疲れビア。
めっちゃ美味かったしキャッシュオンてとこがなんか良かった。
やっぱハイク後は揚げもの&Beerに勝るものなし!!
今回も二人のおかげで最高のハイクになった!
また二人と歩きたい。
Day1(■)
Day2(■)
※ご注意
皆さまご存じとは思いますが、山でのビバーク行為はグレーゾーン領域と考えられています。
山、河川敷を含む場所での焚火行為も一般的には同列として扱われることが多く見受けられます。
決して他の方にこれらの行為を安易にお勧めしているわけではありません。
同様の行為をされる方におかれましては、ご自身で各地方の条例、ルール等の確認を行い、
行った後はサイトを可能な限り元の状態へ整え直して、(いわゆる、ステルスですね)
ご自身の経験と、見識、マナーに照らし合わせて、
自己責任において、くれぐれもで事故にお気をつけて楽しんでくださいね。